■ 消毒されていない庭木は格好の餌食
庭木は常に害虫から狙われており、何も対策されていない庭木は格好の餌食です。
害虫はただ不快なだけでなく、チャドクガの幼虫など毒性を持つものもあり、庭木にとっても人間にとっても有害な存在。
冬の間に消毒を行えば、春先からの害虫の大量発生や病気を予防することもできますし、さらに春先から秋にかけても継続的に消毒を行うことで、より高い効果が得られます。
「樹木に合わせた薬剤を選ぶ必要がある」「効率よく散布しないと効果が得られにくい」など、実は消毒というものは一般の方にはハードルが高いものので、お悩みの方は造園のプロである当社にお任せください。
■ 消毒の目的
消毒の目的には大きく分けて2つあります。
一つは害虫発生の予防、もうひとつは病気の予防です。
これらの消毒はまず冬から春先にかけて行なうことをオススメしています。
○ 害虫発生の予防
害虫は3月から9月にかけて発生します。
特に7月から9月にかけては大量発生しやすい時期。
冬から春先にかけて消毒することで、この時期の大量発生をある程度予防することができます。
特に毛虫の中にはチャドクガの幼虫など毒性を持つものもあり、庭木にとっても人間にとっても有害な存在。
害虫の大量発生を予防する意味でも、病気を予防する意味でも消毒を徹底しましょう。
○ 病気の予防
「葉に斑点ができた」「変色している」「しおれてしまった」という症状があれば病気のサイン。剪定や消毒で対策できる場合もありますので、まずはご相談ください。
病気になった植物をそのまま放置しておくと、他の庭木に感染する恐れがあり、最悪の場合、処分することになる可能性もございます。
愛着のある大事な庭木を処分するのは心苦しいことかと思いますので、そうならない内に早めの消毒で、病気を予防しましょう。